晴れて音大生となれたわけですが……。
大学生活は、楽器の練習三昧、音楽の勉強漬けなのかなと思っていました。
でも、外国語や歴史、自由選択で数学や体育などの授業もありました。
音大ならではのものといえば、実技試験やオーディション、公開レッスンの見学など。
普通の大学ではなかなか経験できない授業もたくさんありました。
ただ、普通の大学生とはちょっと違うなと思うのは、授業のない時間や休日の過ごし方。
遊びに行く♪ ではなく、練習室の予約や空き部屋探し、あるいは自宅に直帰して練習!笑
もちろん全員が毎日そうだったわけではありませんし、
私も週2日アルバイトをしていた時期もありました。
それでも、私や友達の口癖は、
「やばい、明日レッスンなんだけど」
「譜読み終わってない……」
「練習室取れなかった、まじ最悪」
でした。笑
実技のレッスンをしてくださる先生は、私たちにとって最上級の存在。
その先生に見放されたら生きていけない!と言っても過言ではないくらいでした。
先生のおかげで上達するし、いくら勉強しても練習しても足りない。
それくらい充実した、楽しい時間でした。
今でも、またレッスンを受けられる機会があれば……!と思います。
そして何より、高いレベルで全身全霊で音楽と向き合う仲間たちの中で、
必死にしがみつきながら、なんとか卒業できたこと。
改めて、誇りに思います。
卒業が近づくと、また進路について悩みました。
周りには、銀行や証券会社、航空会社などに就職する人もいれば、
学校の音楽の先生になったり、大学院に進んだり、留学したりする人もいました。
私も散々悩みましたが、かつての恩師に勧めていただいたこともあり、
今度は自分が生徒から先生の立場へと挑戦することにしました。
……でも実は、内定後の宿泊研修で自分の無力さにかなり落ち込み、
実際に働き始めるまでは相当憂鬱でした。笑
先生になってからは、目の前の生徒さんや保護者の方に喜んでほしい一心で、
「音楽って、こんなに楽しい世界なんだよ!」
と伝えたくて、自分の経験や知識をフル回転させながら、
日々のレッスンに必死に取り組んできました。
きちんと勉強して、私がしっかり指導しなきゃ。
最初はそう思っていたのですが、実際には
生徒さんや保護者の方から気づかされること、
学ばせてもらうこともたくさんありました。
一緒に音楽を分かち合いながら、自分も学び、成長していきたい。
そう思えるようになりました。
また、自分自身が研鑽を積むことも大切だと教わり、
グレード試験の取得にも取り組みました。
不合格通知の封筒を見て、何度がっかりしたことか……。笑
落ちた経験は苦いものですが、そのおかげで今の指導にも活かせる力が身についたと感じています。
人前で演奏する機会に積極的に参加したことも、自分にとって大きな刺激になりました。
そして今、私は新たに自宅教室を始めるという挑戦をしています。
ここだけでは語り尽くせないことも、まだまだたくさんあります。
でも、振り返ってみると、私にとって音楽とピアノのある生活は、
かけがえのないものだったのだなと、改めて感じます。
だからといって、それを誰かに強要するつもりはまったくありません。
私自身も、この先ずっと、死ぬまでピアノを弾き続けるんだ!!
と決め込んでいるわけではありません。笑
人生は一度きり。
本当にやりたいことを、その時にやる。
これでいいじゃないかと思っています。
私は、かなり遠回りをしてから幸運にもそのことに気づけました。
だからこそ、皆さんにはもっとシンプルに、
自分の気持ちや「やってみたい」に気づいてもらえたら。
そして、私にそのお手伝いができたらいいなと思っています。
長い記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
これからは、ピアノを続ける上でのお悩みや、
レッスンでの生徒さんの変化なども綴っていけたらと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!



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